文字サイズ

地元企業とハイウェイの架け橋に
~NEXCO中日本ハイウェイ商談会2025に参加~

 6月19日(木)、伊勢原市商工会館にて「ハイウェイ商談会2025」(主催:NEXCO中日本グループ)が開催され、対象地域の2商工会議所、2商工会から事前に提出したエントリーシートを基に、テナント側から商談希望のあった12社が参加。当所からは最多となる8社の会員企業が参加した。
 本商談会は、高速道路パーキングエリア(PA)で地域物産やお土産などを販売するテナント運営企業と地元企業をマッチングすることを目的とした個別商談形式で行われ、3社のテナント運営企業が参加。販売場所は小田原厚木道路(平塚・大磯・小田原の各PA)、東名高速道路(中井PA)、西湘バイパス(西湘PA)となる。当日は、各テナントの商談ブースが設けられ、参加企業との間で対面による20分ずつの商談が実施された。
テナント側のスムーズな進行のもと、参加企業による商品のPRと質疑応答が行われ、終始前向きな雰囲気に包まれていた。秦野から参加した企業の多くも、新たな発見や販路開拓の可能性を実感した様子であった。
 商談会終了後には、NEXCO中日本の関係者と各商工会議所・商工会の事務局が集まり、各テナントの反応や参加企業の状況を確認。食品衛生面の対応や、店舗側の商品の見せ方・販促体制に関する意見も交わされ、今後の改善点について認識を共有した。
 参加者からは、「店舗に並べている商品をそのまま出すのではなく、PA・SAという販路に適した形に再構築する必要性」を感じたとの声もあり、テナント側からのフィードバックが店舗側の意識改革にもつながっている。
 今後は、参加企業・テナント運営企業双方にアンケート調査を実施し、その結果を基に7月29日(火)には情報交換会を開催。継続的な開催が期待される本商談会。地元企業の販路拡大を後押しする貴重な機会として、当所でも引き続き積極的に支援していきたい。
 

 

ページトップ